事業計画書 — AI研修・導入支援・伴走支援事業(実行プレイブック)

作成者:船津拓海 作成日:2026年7月4日 版:v1

社労士事務所向けAIツール販売(問い合わせフォーム営業300件・返信0件)の行き詰まりを受け、 「AI研修・導入支援・伴走支援」で契約を取る路線へ転換するための実行プレイブック。 明日から動ける粒度で、方針・営業チャネル・価格・90日間の行動計画をまとめる。

1. エグゼクティブサマリー

2026年6月、社労士事務所向けにAIツール導入の提案を問い合わせフォーム経由で300件送付したが、返信は0件だった。 この結果を受け、売るものを「ツール」から「研修・導入支援・伴走支援」へ転換する。 新方針は次の一言に集約される。

新方針

研修で信頼を作り、導入支援で成果を出し、伴走支援で継続する。

サービスの構成は以下の通り。研修を入口に、導入設計で課題と見積もりを固め、導入支援(構築)で成果を出し、伴走支援で継続収益(ストック)に育てる。

位置づけ価格
AI研修入口商品90分ライト研修 5万円(税別)/半日研修(180分)15万円(税別)
導入設計有料ヒアリングで課題・優先順位・見積もりを固める(研修と導入支援の橋渡し)15万円(税別)※研修とセットで20〜25万円(税別)も可
AI導入支援単発の成果創出(構築)20万〜50万円(税別)/追加エージェント1本15〜30万円(税別・期間2〜6週間)
伴走支援本命ストック(継続収益・稼働上限つき月額)月5万〜15万円(税別・3ヶ月更新)

90日後のゴール

有料研修累計3〜5本、導入支援1〜2件、伴走契約1〜2社、月商30〜50万円。

最初にやることは「4. 入口の最初の一手」に記載した2つの行動(紹介依頼メッセージの送付、無料セミナー開催日の確定)である。

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2. 方針転換の背景と学び

2-1. 旧路線とその結果

2026年6月、社労士事務所を主対象として、AIツールの開発・導入をフォーム営業(問い合わせフォーム経由の一方的な提案送付)で販売する路線を実行した。 問い合わせフォーム経由で300件送付したが、返信は0件だった。

2-2. 反省の分析

  1. 実績ゼロの状態で高関与商材をコールドチャネルで売った。 初期費用が数十万円かかるツール導入は、意思決定の関与度が高い商材である。信頼関係のない相手が、実績のない売り手からの一方的な提案だけで高額な意思決定を下すことは通常ない。
  2. 「ツール」を売ると、既製SaaSと価格比較される。 商材を「AIツール」として提示すると、相手はChatGPT Enterpriseや各種業務AIサービスなど既製の選択肢と価格・機能で比較してしまい、独自の差別化ポイントが伝わる前に土俵で負けてしまう。
  3. フォーム営業は、信頼形成ができないチャネルだった。 一方的な送信であり、対話も紹介も実績提示もできない。返信率が低いのは文面の巧拙の問題ではなく、チャネルそのものが信頼形成に向いていなかったことが本質的な原因である。

2-3. 新方針

「研修で信頼を作り、導入支援で成果を出し、伴走支援で継続する」

研修は少額(5万円〜15万円)で関与度が低く、対面またはオンラインで信頼関係を作りながら価値を体験してもらえる。 そこから成果の見える導入支援、継続の伴走支援へと段階的に進める設計に転換する。

2-4. 旧資産は無駄ではない

フォーム営業という営業モデルは廃止するが、それまでに作った資産はすべて新路線でそのまま武器になる。

  • 公開中のLP(sr-ai-operations-lp.pages.dev
  • 商談で使えるデモ2本(メール文面AI、ROI試算ツール)
  • 守秘・データ安全設計のノウハウ
  • 研修コンテンツ資産7テーマ、テンプレート資産7種
  • 開発力(自作AIプロダクトの実装・運用実績)

捨てるのは「フォーム営業で高額ツールを売る」という営業モデルだけである。

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3. 事業の全体像

3-1. ミッション

一人で、士業事務所を中心とした中小企業のAI活用を「研修で正しく始め、導入支援で成果に変え、伴走支援で定着させる」こと。

3-2. ターゲット

区分対象位置づけ
コア 士業事務所(社労士中心、税理士・行政書士含む。職員1〜30名) 導入支援・伴走支援の主戦場。守秘・データ安全設計の訴求がそのまま刺さる
サブ 一般中小企業(コールセンター、保険代理店、営業組織、バックオフィス、フィットネス等) 研修は業界不問で受注する。業界別の切り口(後述の営業章参照)を用意して個別化する

3-3. 顧客課題

課題現場で起きていること
定型業務に時間を取られる議事録、案内文、報告書などの作成に毎回時間がかかる
特定の人に確認が集中する(属人化)ベテランや所長・代表でないと判断できない状態が続く
過去の対応・事例を探すのが大変ナレッジが個人の記憶やメール・紙に散在している
AI導入を試したが定着しなかったツールを入れただけで、使い方のルールが社内に残らない
情報漏洩が怖くて使えない何を入力してよいかの判断基準がなく、利用が広がらない
新人教育に時間がかかる一定品質の対応ができるようになるまで時間がかかる

3-4. 顧客が本当に欲しいもの

顧客が欲しいのは「AI」そのものではない。欲しいのは次のような状態である。

  • 残業削減、対応スピード向上
  • 新人でも一定品質の対応ができる状態
  • 所長・責任者の確認負担の軽減
  • ミス・ばらつきの削減
  • 人を増やさずに処理件数を増やせる状態
  • 研修が終わったあとも「使い方」が社内に残っている状態(ツールだけ入れて終わらない)

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4. 入口の最初の一手

方針を決めるだけでは何も動かない。明日から動ける粒度で、最初の2つの行動を確定する。

一手 誰に 何を どうやって いつまでに
1 知人・隣接業種10人(税理士、保険代理店、ITコンサル、商工会議所関係者など) 紹介依頼メッセージの送付 LINE・メール・Facebook Messenger等で個別に送信。文例は下記参照 7日以内
2 潜在見込み客全般(紹介・SNS経由で集める) 無料60分セミナーの開催日確定と告知 Zoomウェビナー設定、告知文をSNS・知人に送付、申込フォーム(Googleフォーム等)を用意 14日以内

一手1:紹介依頼メッセージ文例

お世話になっております。船津です。実は先月からAI研修の仕事を始めました。90分5万円で、生成AIの基礎から自社業務への活かし方までをお伝えする研修です。もし周りに、AI活用に興味がある経営者の方や士業の先生がいらっしゃったら、ご紹介いただけると嬉しいです。まずは気軽にお話しするだけでも大丈夫です。

誇張なし・実績の断定なし。「合いそうな経営者・士業の先生がいたら繋いでほしい」という依頼の趣旨で送る。

一手2:セミナー告知の準備

  • Zoomウェビナー(または通常のZoomミーティング)を設定し、開催日時を確定する
  • 申込フォーム(Googleフォーム等)を用意し、参加者の企業名・業界・課題を事前に把握できるようにする
  • 告知文を作成し、SNS・知人・紹介先へ送付する

無料セミナー「AI導入の9割が失敗する理由と、失敗しない始め方」を開催します(60分・オンライン)。AI活用に興味はあるが何から始めればいいか分からない方向けに、失敗しやすいパターンと、小さく安全に始める方法をお伝えします。参加は無料です。ご興味あればお気軽にお申し込みください。

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5. サービス内容の詳細

サービスは「研修(入口)→ 導入設計(有料ヒアリング)→ 導入支援(構築)→ 伴走支援(継続)」の順に、関与度を段階的に上げる設計にする。

STEP 1・入口

AI研修

90分または半日。低関与・低価格で信頼と接点を作る

STEP 2・設計

導入設計

有料ヒアリングで課題・優先順位・見積もりを固める

STEP 3・構築

AI導入支援

構築。最初の1業務から実際に作り、成果を出す(2〜6週間)

STEP 4・継続

伴走支援

月次契約(3ヶ月更新)で定着・拡張を継続支援する

5-1. AI研修(入口商品)

90分ライト研修 5万円(税別) 半日研修(180分)15万円(税別)

教材・ワークシート・研修後成果物6点込み。カリキュラムはツールの使い方だけでなく、業務課題・セキュリティ・活用ルール・評価制度・次アクションまでセットで設計する。

研修全体の構成(6パート)

パート目的内容
1. AI導入の前提なぜAIを使うのかを揃えるAI導入の目的、失敗パターン、経営課題との接続
2. AI基礎できることと限界を理解する生成AI、AIエージェント、ハルシネーション、プロンプト
3. セキュリティ安全に使うルールを決める入力禁止情報、法人プラン、学習利用、承認フロー
4. 業務洗い出しAI化候補を見つける時間がかかる業務、属人化業務、外注している業務
5. 実践ワーク自社業務に当てはめる議事録整理、資料作成、問い合わせ対応、営業準備
6. 運用設計研修後に続く形を作るNotion DB、担当者、評価制度、次アクション

対象者別カリキュラム(4区分)

対象重点テーマゴール
経営者AI導入方針、投資判断、組織設計どの業務からAI化するか決める
管理職業務棚卸し、効果測定、評価制度部署単位のAI活用計画を作る
現場メンバーツール利用、プロンプト、ルール明日から使える業務を1つ決める
AI推進担当DB運用、ナレッジ共有、社内展開社内のAI活用を継続管理する

90分研修タイムテーブル

時間内容
0〜10分AI導入の目的とよくある失敗
10〜25分生成AIとAIエージェントの基礎
25〜40分セキュリティと入力禁止情報
40〜60分業務洗い出しワーク
60〜75分実務プロンプト作成ワーク
75〜90分次アクションと社内運用ルール

半日研修(180分)タイムテーブル

時間内容
0〜30分AI導入戦略と経営インパクト
30〜60分AI基礎、ツール比較、使い分け
60〜90分セキュリティ、ガバナンス、リスク設計
90〜120分業務棚卸しワーク
120〜150分部署別AI活用案の作成
150〜180分Notion DBへの登録、次アクション設計

研修前ヒアリング項目(6点)

  • 現在使っているAIツールは何か
  • Google Workspace、Microsoft、Slack、Notionなどの利用状況はどうか
  • 研修対象者は経営者、管理職、現場のどこか
  • AI化したい業務はすでにあるか
  • 個人情報、契約情報、顧客情報を扱うか
  • 研修後に誰がAI推進を担当するか

研修後の成果物(6点)

  • AI化候補リスト
  • 入力禁止情報リスト
  • 部署別のAI活用案
  • 議事録DBへの登録ルール
  • 次アクションDBへのタスク登録
  • AI推進担当と次回ミーティング日程

5-2. AI導入支援(単発)

導入設計(有料ヒアリング)15万円(税別) 構築 20万〜50万円(税別) 追加エージェント1本 15〜30万円(税別) 期間2〜6週間

研修で見えたAI化候補を、実際に業務で使える形にする単発支援。「①導入設計(有料ヒアリング・15万円・税別)」で各部署の業務を一番理解している方に聞き取り、AI化候補・優先順位・削減見込み・見積もりを固め、「②構築(20万〜50万円・税別)」で最初の1業務から実際に作るという二段構えにする(下表の工程1〜4が導入設計、工程5〜7が構築にあたる)。無料で設計だけ持ち帰られないよう、設計から有料にするのが要点。工程ごとに成果物を明確にし、進捗が見える形にする。

工程期間目安内容成果物
1. キックオフ 2〜3日 目的確認、対象業務の仮決定、進め方・体制の確認 キックオフ議事録、進め方合意書
2. 業務棚卸し 3〜5日 ヒアリングシートを用い、業務・頻度・工数・属人化度を洗い出す 業務棚卸しリスト
3. AI化候補評価 2〜3日 6軸(工数削減・外注費削減・属人化解消・品質向上・セキュリティ・実装難易度)で評価 AI化候補評価表、優先順位
4. ルール整備 3〜5日 入力禁止情報の分類、承認フロー、利用ログ方針を整備 セキュリティ確認シート、運用ルール文書
5. ツール選定・最小構築 1〜2週間 既存ツールの活用、または必要に応じて最小限のプロトタイプを構築 選定ツール一覧、または簡易プロトタイプ
6. テスト運用 1〜2週間 1〜2名で試用し、誤り・使いにくさを確認して修正する テスト結果メモ、修正版マニュアル
7. 定着確認 導入後1ヶ月時点 利用状況、削減効果を確認し、次のアクションを提示する 定着確認レポート、伴走支援への提案

5-3. 伴走支援(本命ストック)

導入したAI活用を定着・拡張させる継続契約。3ヶ月更新

プラン月額内容
ライト 月5万円(税別) 月1〜2回の定例(各60分)+チャット相談。導入した仕組みの維持・質問対応が中心(稼働上限:月1〜2回MTG+チャット、作業は月2〜3時間目安)
スタンダード 月10万円(税別) ライトの内容+プロンプト・ルール改善、ナレッジDB運用支援、法改正対応、既存エージェントの改善や小型エージェントの新規/派生を月1本まで(本格的な新規構築は別途15〜30万円・税別)(稼働上限:月2回MTG+小型1本/月)
プレミアム 月15万円(税別) スタンダードの内容+評価制度整備支援、複数部署への展開支援、次のAI化候補の提案(稼働上限:週1目安+小型2本/月まで。本格的な新規構築は別途15〜30万円・税別)

スタンダードの中身(かみ砕き)

  • プロンプト・ルール改善:実際に使っているプロンプトやカスタム指示が思った通りに動かない箇所を毎月チューニングし、AI利用ルール(入力禁止情報・承認フロー)も見直す。
  • ナレッジDB運用支援:Notion等の社内DBを、AIが参照しやすい状態に保つ。情報の追加・整理・分類の見直し、古い情報の更新。
  • 法改正対応:労働法・社会保険・最低賃金・助成金要件などの改正を、エージェント/プロンプト/ニュースレターの型に反映して最新化する。
  • スタンダードは「相談に乗る」だけでなく、小型エージェントの新規作成や既存の派生を月1本まで含む(本格的な新規エージェント構築は別途15〜30万円・税別)ため、毎月前進する設計。

料金の考え方:人数課金にしない

  • 伴走は人数×ではなく、事務所単位の月額+稼働上限で管理する。回数ではなく稼働時間・対応本数で線を引く。
  • 定例MTGは意思決定・方向づけの場(月1〜2回)。実際の支援は、随時のチャット相談+MTG外での作業(プロンプト改善・DB整理・法改正反映・小型エージェントの作成・既存エージェントの改善)で毎週動く。
  • 上限を超える依頼は、上位プランへの移行かスポット追加(時間単価/1本単価)で対応し、青天井にしない。

複数部署・全社展開の進め方

  • 一度に全部署へ広げない。まず1部署でパイロットし、効果を確認してから2・3部署へ横展開する(小さく始める)。
  • 構築は部署×業務ごとにプロジェクト単価(1本あたり20〜50万円・税別/既存構成への追加エージェントは15〜30万円・税別)。伴走は対象部署が増えるほど上位プラン、または個別見積りのカスタム月額(20万円〜・税別)に上げ、稼働上限も引き上げる。
  • 各部署に推進担当(社内ハブ)を1人立ててもらい、担当経由で展開することで、支援側が全員を直接見なくても回る形にする。
  • 契約形態:構築(作る)は請負/スポット、伴走(支える)は準委任(成果物の完成保証ではなく、稼働上限内での継続支援)として分ける。

全サービス共通:守秘・データ安全設計

士業事務所を含む全顧客に対し、次の設計を標準内包する。学習に使われない設定(学習オフ)、入力禁止情報の事前分類、利用ログの記録、AI出力の人間による最終確認、契約前のNDA(秘密保持契約)の先出し。

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6. 価格帯

サービス価格期間・頻度
AI研修(90分ライト)5万円(税別)単発
AI研修(半日・180分)15万円(税別)単発
導入設計(有料ヒアリング)15万円(税別)1〜2週間/研修とセット20〜25万円も可
AI導入支援(構築)20万〜50万円(税別)2〜6週間/追加エージェント1本15〜30万円(税別)
伴走支援(ライト)月5万円(税別)月1〜2回定例+チャット、3ヶ月更新(稼働上限つき)
伴走支援(スタンダード)月10万円(税別)3ヶ月更新(月2回MTG+小型・派生・改善を月1本まで。本格的な新規構築は別途15〜30万円・税別)
伴走支援(プレミアム)月15万円(税別)3ヶ月更新(週1目安+小型2本/月まで。本格的な新規構築は別途15〜30万円・税別)
複数部署・全社展開部署ごとの構築20万〜50万円(税別)+カスタム月額20万円〜(税別)部署ごとに構築+上位プラン伴走。まず1部署から横展開

本書に記載の価格はすべて税別。 無料の入口は「30分無料相談」のみとする。無料開発・無料研修は行わない(集客目的の無料セミナーは除く)。 値引き交渉が発生した場合も、価格を下げるのではなく提供範囲(スコープ)を調整して対応する。

値付けの考え方:削減額からの逆算

価格は作業時間からではなく、顧客側の削減額から逆算する。例えば次のような試算になる。

職員の削減工数:月30時間 × 時給2,500円 = 75,000円/月

所長・責任者の削減工数:月10時間 × 時給8,000円 = 80,000円/月

合計削減見込み:155,000円/月(年間約186万円) の削減余地に対し、伴走支援スタンダード(月10万円)は削減見込み額より安い、という説明が成り立つ。

※ 上記はあくまで試算・目安であり、顧客ごとの業務量・時給により変動する。営業時は個別ヒアリングに基づき再計算する。

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7. 他社との差別化

比較対象一般的な特徴・弱み本事業との違い
研修会社(一般的なChatGPT研修) 研修後に定着しない、内容が汎用的 研修後にNotion DB・運用ルール・次アクションまで残す定着設計。講師自身が実装できる
SaaSベンダー 自社ツール前提、汎用機能中心 ツール中立で業務側から設計する。守秘設計を商品そのものに内包する
開発会社 高額・長納期、研修は行わない 1人で回すため意思決定が速く、小さく始められる。研修から入口を作れる
汎用コンサル 提言止まりで手を動かさない 提案だけでなく実装まで自分で行う

信頼性の根拠

実績のない誇張は行わない。現時点で事実として提示できる根拠は次の通り。

  • 開発実績7案件(例:SNSコンサル企業向け動画重複検出システム、LINE公式アカウントBAN監視、営業用収益シミュレーター 等)
  • 本番稼働中の自作AIプロダクト2本(コールセンター通話分析AI、領収書自動処理)
  • 公開中のLP(sr-ai-operations-lp.pages.dev)とデモ2本(mail-airoi
  • 研修コンテンツ資産7テーマ+テンプレート資産7種

正直な開示:士業領域の導入実績はまだゼロ

士業事務所での導入実績は現時点でゼロである。この事実を隠さず、「検証パートナー第1期(特別条件)」として、第1号事例を作る戦略を明確に位置づける。 本書に記載する削減時間・売上等の効果数値は、すべて「試算・目安」であり、実績として提示できるものではない。実績と誤読されない表現を徹底する。

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8. 営業の取り方

フォーム営業は廃止する

2026年6月に300件送付・返信0件だった問い合わせフォーム経由の一方的な営業は、今後一切行わない。

8-1. 紹介ルート開拓(最優先)

項目内容
誰に知人・隣接業種(税理士、保険代理店、ITコンサル、商工会議所関係者)、士業団体支部
何を・頻度紹介依頼の連絡を週5件・月20件行う
ツールA4 1枚の「紹介キット」(サービス概要・価格・依頼文例をまとめた資料)を作成し、依頼時に渡す
紹介料設計紹介経由で成約した場合、成約初期金額の10%を紹介料として支払う
撤退・見直し基準月20件の依頼を2ヶ月続けても紹介経由の商談が0件なら、依頼文面・依頼先リストを見直す

8-2. セミナー・勉強会の主催

項目内容
何を90分研修資産を無料60分セミナー「AI導入の9割が失敗する理由と、失敗しない始め方」に転用
頻度・誰に月1回オンライン(Zoom)開催。加えて商工会議所・士業会支部への持ち込み提案を四半期1回行う
導線セミナー参加 → 30分個別相談 → 有料研修の受注
撤退・見直し基準セミナーを2回開催して個別相談がゼロなら、訴求内容(テーマ・対象・告知文)を変える

8-3. SNS・コンテンツ発信(中長期)

項目内容
何を・頻度X:週3本(研修コンテンツの切り出し。導入失敗例・セキュリティ・事例分解)/note:月2本
誰に士業・中小企業経営者・AI活用に関心のある層全般
その他LPを研修メニュー入りに改修する
撤退・見直し基準中長期チャネルのため即時撤退はしないが、3ヶ月続けて反応(フォロワー増・問い合わせ)が見られない場合、投稿テーマまたは頻度を見直す

優先順位は「1. 紹介ルート開拓 → 2. セミナー・勉強会 → 3. SNS・コンテンツ発信」の順とし、工数配分もこの優先順位に従う。

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9. 役割分担

1人で事業を回すための線引き。

区分内容
自分 研修講師、ヒアリング、サービス設計、ツール実装、提案・クロージング
AIで自動化 研修資料・提案書ドラフト、議事録整理、SNS原稿下書き、セミナー資料、リスト・進捗管理(Claude Code等を日常的に利用)
外注 スライドの最終デザイン(必要時のみ)、契約書の専門家レビュー(初回本契約前に弁護士・行政書士へ依頼、5〜10万円)
やらない フォーム大量営業、フォーム送信の完全自動化、高リスク業務(解雇・懲戒・紛争等の判断)のAI化、実績の誇張・捏造、値引き競争、同時伴走6社以上(品質維持のため上限5社)

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10. 90日アクションプラン

週次×チャネル別の実行計画。各列は期間ごとの目標値(目安)であり、受注数の累計(研修0〜1+1+1〜2+1本=累計3〜5本)が「11. 数値計画とKPI」の90日後ゴールと対応する。

期間 フェーズ 主な取り組み 紹介依頼数 発信数(X/note) セミナー申込数 個別相談数 受注数
W1-2 準備 研修メニュー1枚資料・価格表・紹介キット作成/LP改修/紹介依頼開始/セミナー日程確定 10件 0本(準備) 0件 0件
W3-4 種まき セミナー第1回の集客(SNS・紹介経由)/X発信開始(週3本)/商工会議所・支部への持ち込み提案1件 10件(累計20件) 6本 5件 0〜1件 0件
W5-6 発芽 セミナー第1回開催(目標参加5名以上)/個別相談実施/初回有料研修の受注活動 6本 (開催実施) 2〜3件 0〜1件(研修1本目)
W7-8 実行 有料研修第1号実施/研修後アンケート→導入支援提案/研修2本目の受注活動 6本 1〜2件 1件(研修1〜2本目)
W9-10 拡大 セミナー第2回開催/紹介依頼の第2巡/研修2本目実施/note事例記事1本 20件 6本+note1本 5件 2〜3件 1〜2件(研修2〜3本目)
W11-13 収穫 研修3本目以降の受注・実施/導入支援1件目納品/伴走契約への転換提案/90日振り返りと数値見直し 6本+note1本 2〜3件 研修1件(累計3〜5本目)・導入支援1件・伴走1〜2社

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11. 数値計画とKPI

前提(保守的)

前提項目数値
セミナー開催頻度・参加者数月1回、参加5〜10名
セミナー参加者の個別相談化率20〜30%
紹介依頼数と紹介発生数月20件依頼 → 紹介発生1〜2件
商談(個別相談)数月3〜5件
研修成約率30%(月1〜2本)
研修→導入支援への転換率30〜50%
導入支援→伴走支援への転換率50%

月次シミュレーション

主な活動月商目安
M1準備+初回セミナー0〜10万円
M2研修1〜2本+相談増10〜25万円
M3研修2〜3本+導入支援1件+伴走1社目30〜50万円

90日後のゴール

有料研修累計3〜5本、導入支援1〜2件、伴走契約1〜2社、月商30〜50万円。

6ヶ月後レンジ:月商60〜100万円、うち伴走月額20万円以上(伴走3〜4社)。

KPI

頻度見る指標
週次紹介依頼数、発信数、セミナー申込数、個別相談数
月次研修実施数、導入支援受注数、伴走MRR(月次経常収益)、解約率

最も重視する指標

伴走MRR、研修→導入支援への転換率、個別相談化率の3つを最重要指標とする。

撤退・見直し基準

  • 3ヶ月経過して有料研修が0本なら、価格または訴求(研修内容・ターゲット業界)を見直す
  • セミナー集客が2回連続で3名未満なら、チャネル配分(紹介比重を増やす等)を見直す
  • 四半期ごとに数値目標と価格を照らし合わせ、乖離が大きい場合は本計画のKPI・チャネル配分を更新する

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12. リスクと対策

リスク対策
実績ゼロで研修が売れない 無料セミナーで内容を先に見せる、検証パートナー価格を用意する、アンケートと登壇実績を積み上げる
研修が単発で終わる 研修後成果物に「次アクション」を必ず含め、30日後フォローを標準工程化する
1人稼働の上限を超える 伴走支援は最大5社まで、研修は月4本までとする。超える場合は価格改定または外注で対応する
価格競争になる 定着設計と守秘設計で差別化する。値引きはせず、範囲(スコープ)調整で対応する
体調不良・属人化 テンプレート・手順をNotionに整備し、納期にバッファを持たせる

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13. 付録:既存資産一覧

公開中のLP・デモ

開発実績(7案件)

例として次の案件がある(全7案件のうち代表例。誇張・実績の水増しはしない)。

  • SNSコンサル企業向け動画重複検出システム
  • LINE公式アカウントBAN監視システム
  • 営業用収益シミュレーター
  • ほか計7案件

本番稼働中の自作AIプロダクト(2本)

  • コールセンター通話分析AI
  • 領収書自動処理AI

研修コンテンツ資産(7テーマ)

  1. AX導入戦略
  2. セキュリティ・ガバナンス
  3. AI開発・外注判断
  4. AI基礎・ツール選定
  5. AI導入事例
  6. 経営・組織論
  7. AI時代の評価制度

提供テンプレート資産(7種)

  1. ヒアリングシート
  2. 議事録テンプレート
  3. 業務洗い出しテンプレート
  4. セキュリティ確認テンプレート
  5. AI化候補評価テンプレート
  6. 次アクションテンプレート
  7. 研修後アンケート

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